令和7年度 第1回地域SDGs学級「あいぞめ学級」
5月20日(火)令和7年度 第1回「あいぞめ学級」を開催し、学級生53名の方が参加されました。
今回は、バス研修で木場潟方面へ行きました。開級式をバスの中で行い、北野館長と東元学級長にご挨拶をいただきました。
始めに、2グループに分かれて「勧進帳ものがたり館」と「安宅住吉神社」へ行きました。
勧進帳ものがたり館では、歌舞伎の「勧進帳」を大画面でダイジェスト映像を観れたり、隈取や歌舞伎ボーズの体験コーナーでポーズをとったり、勧進帳についての相関図や歴史の展示がありました。後世へ受け継ぐべき文化資産の意義を再認識しました。


安宅住吉神社では、巫女さんに出迎えられて本殿に上がり、女性の神主さんから安宅関の話や神社の歴史、本殿にある絵等のお話を聞きました。難関突破の霊神として多くの信仰を受け、「縁ありて社頭に詣づる人、誠を込めて神前に祈りを捧げば、その祈りは必ずや成就されん。」と云われているそうです。由緒ある神社を通じて地域の信仰や精神文化に触れるとともに、地域のつながりの重要性を学びました。


次に、「木場潟里しるべ」へ行きました。ここでは「新たな里山再生のモデル」を目指して、再生可能エネルギーなどSDGsにつながる設備や機器を使った取り組みを学びました。太陽光発電設備は、太陽の方向に可動する架台や両面パネルにより効率よく発電し、高く設置されたその下では空間を有効活用しブルーベリー栽培がされていました。発電された電気は農業体験ハウスで使われていたり、地下水温泉水を熱源にした冷暖房装置もありました。また、里山の間伐材をペレット燃料に加工して再利用する等、いろんなSDGsにつながる活動を見ることができました。身近な環境から地球規模の課題を考える良い機会となりました。



今回の研修は文化・教育・環境・地域づくりといった多面的な視点からSDGsに深く関わっています。
SDGs目標
4.質の高い教育をみんなに
11.住み続けられるまちづくりを
13.気候変動に具体的な対策を
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
今年度の学級生は69名です。SDGsについて、楽しく学んでいただきたいと思います。
